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火怨・北の英雄 アテルイ伝

BS時代劇でやっていた「アテルイ伝」観終わりました。
全4回と少なかったこともあり、呆気ないというかいまいち盛り上がりに欠けるというか……うーん、もうちょっと何とかならんかったかなあという気がします。
アテルイの話は記録にもほとんど残っていないし、教科書でも坂上田村麻呂が討伐したということくらいしか知らないので、どの程度検証されているかもわからないのですが、滅多にない題材ということで面白い試みではあったと思います。今年の大河を急遽予定変更して福島舞台にしたように、震災以降はNHKで東北を取り扱うことが増えたように思います。なので、これも東北応援の一環なのかもしれません。

このアテルイ伝では、徹底的に「暴虐な朝廷に劣勢でも立ち向かう悲劇のヒーロー」として描かれていましたが、正直ちょっと古すぎる描き方だなあと思ってしまいました。
アテルイは欠点の見当たらないようないい人で、桓武天皇は冷酷極まりない悪い奴にされているのが何とも……蝦夷側の視点で語ればそうなるのは仕方ないんですが、どちらにもそれぞれの正義があるんだけどなあと。あまりに一面的すぎる勧善懲悪ものって最近はあまり流行らないんですけどね(苦笑)

それでも、こういう面憎い悪役って近藤正臣は相変わらずハマリ役ですなあ。あと、古代ローマ人を完璧にこなした北村一輝も「異民族」としての蝦夷がよく似合っていました。が、大沢たかおはどうも最後まで違和感が……
演技が悪いわけではないんですが、声音が甘いせいかどうも蝦夷の頭目っぽさが足りないんですよね。もっとドスの効いた声が出せる人の方が良かったのでは。時代物は「JIN」でもやっていましたが、彼は現代人なので、その浮いた感じがマッチしていたのですが、こっちはバリバリの古代人ですからねえ。
あと内田有紀も現代っぽい……というか、何で茶髪? 役作りで真っ黒に染めるくらいした方がいいんじゃないかなーと思いました。

まあ、キャスティングは置いておくとしても、ストーリーも単調でいつの間にか終わっていましたね。唯一、度肝を抜かれたのが、「頭がおかしくなっていた妹が雷に打たれたら治った!!!」という物凄いシーン。あれにはびっくりしました(笑)
というか、アサトが気がふれるのって特に脈絡なくて、それ必要なんか?という気もするのですがね……原作ではもっと意味のあることなのかもしれませんが。

全体的には……結構期待していただけに、いろいろと残念な点が多かったなーと思いました。まあ、古代を扱うと掘り下げるのが難しいという面もあるとは思いますけどね。特に蝦夷の記録ってほとんど残ってないし。
今後も東北にシフトするなら、いずれ奥州藤原三代とかやってほしいですね。(ただし、この前の清盛で爆死したばかりなのでしばらくは扱わないかも……)

次は江戸時代の平戸藩が舞台の「妻は、くの一」だそうです。染五郎主演って負傷前に収録してたんですかね?

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