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最近の美術鑑賞事情

相変わらずブログ放置気味ですみません。
ついったーに慣れてしまうと、どうにも日常のどうでもいいつぶやきはあれで充分なため、まともにブログを書く気力がわかなくなってくるんですよね……(汗)
特に美術ブログの放置っぷりはひどいです。本当にすみません。
展覧会レビューも書こうと思っているうちに、どんどん旬が過ぎてしまうんですよね……

書いていないのは、
去年の終わりごろのドガ展(横浜美術館)、先月行ってきたビジェ・ルヴラン展(三菱一号館美術館)、そして今月のレンブラント展(国立西洋美術館)、フェルメール「地理学者」とオランダ・フランドル絵画展(Bunkamura)
以上になります。結構ためてますね……(汗)

ドガ展は本邦初公開にして超有名な「エトワール」の素晴らしさにしばし呆然と眺めてしまいました。印象派自体はさほど好きではないんですが、それでもやはり良いものは本当に惹きつける力を持っているなあと改めて思いました。
展覧会レビュー自体はだいぶ時間が経ってしまったので今さらすぎますが、エトワールだけは後で記事を書こうと思っています。


ビジェ・ルヴラン展。これは「マリー・アントワネットの画家」として有名なルヴランを初めとする女性画家作品を集めた展覧会でした。そのため、全体的にとても柔らかで、甘い砂糖菓子のような雰囲気でした。
女性だから柔らかい、というのは固定観念だろうと思われるかもしれませんが、そもそもそういう固定観念のはっきりしていた時代の作品。男性画家が圧倒的優位な立場にあった世界で、女性画家はよりいっそうその「武器」を全面に押し出していただろうと思います。名士の肖像画を描く時、男性画家は公人としての格式ある姿を描くのに対し、女性画家は私人としてくつろぐ姿を描くのは、その好例ではないでしょうか。(実際、描く場所が限られていたという点も大きいですが)


レンブラント展。レンブラント作品はもともと人気もあり、点数も多いことから国内展示されることはとても多いのですが、今回は珍しく版画中心の展示でした。
版画の技法については大まかなことしか知らなかったので、今回はかなり勉強になったなと思いました。(いや、それでも紹介されているのはごく一部なんでしょうけどね)

特に西洋紙と和紙の刷り上がりの差はとても面白かったです。和紙は木版画の刷りにはぴったりなのでしょうが、やはり銅版画の細かい彫を写し取るのは難しいのですね。それだけに、版によってはその粗さがまた味わい深くなっている場合もありました。
が、ものによっては真っ黒になってしまって何が刷られているのかわからなかったり……。
そういうこともあって、和紙は大量印刷の廉価版、西洋紙は高価版という使い分けがされていたようです。……というか、西洋なのに和紙ってそんなに大量にあったの?と、ちょっと驚きでしたが……。
一方、油彩画はほんのちょっとしかなかったのが、少し残念ではありました。肖像画の小品中心。


フェルメール「地理学者」とオランダ・フランドル絵画展。
ほとんどフェルメール1点で人を呼んでいると言っても過言ではない展覧会。オランダ絵画も好きなのですが、一般的に有名な作品はあまりなかったかなと。(まあ、フェルメール1点でどんだけ積んだかわかるってもんです)
「地理学者」についてはいずれ美術ブログのほうで上げたいと思っています。(いつになるんだろう)

人は結構入っていましたが、それでも震災後の影響で、フェルメールにしてはやや少なかったかもしれません。それに、目玉の「地理学者」の周りは柵で囲い、展示室もスペースを空けてあったので、狭いBunkamuraにしてはよく見られたと思います。というか、いまだトラウマなんですけどね、国立新美術館……。(もともと小さい作品を、人垣越しに眺めるのが精一杯だった)

展示室は薄暗くしてあるにも関わらず、本当に窓越しの光が差し込んでいるのではないかと錯覚しました。レンブラントもそうですが、本当に光を当てているんじゃないかと思いますね。何と卓越した技術なのでしょうか。
現代のようにクリアなガラスではなく、濁りを含んで透過する光を乱反射させる窓ガラス。乱反射して、淡く拡散する光に包まれた空間がたまらなく好きです。窓自体は描かれていなくても、「レースを編む女」も柔らかな光に包まれていますよね。

この「地理学者」も、明晰な顔立ちをした学者が、ふと何かの拍子に顔を上げる。その眼差しが光に包まれ、冷徹さを象徴する学者が実に柔らかく感じられます。
本当に、実物を見られて満足でした。ついでにミュージアムショップで大量にフェルメールグッズ買ってきました……よ……。

後になってあれも欲しかったーとか思ったりもしたのですが、ショップは会場の中にあるので、またチケットを買わねばならんのですよね……うう、リピートするかな……。

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