ブックレビュー

2月の読書をまとめてみます。


司馬遼太郎「竜馬がゆく」5~8

月の前半はどっぷり幕末でした。(笑)
はっきり言って堪能しすぎたので、もう大河ドラマ観なくてもいいような気分に陥りました。

登場人物の息吹が感じられるほど、鮮やかに描き出す筆致の素晴らしさに、ただただ頭が下がります。
最後の方は、竜馬の残り時間が少なくなるにつれ、読んでいてもどかしさや焦りが生まれてきました。どうやっても歴史は変えられないのにね。

あと、「勝先生は妖精」論に大爆笑でした。いやもうコロボックルにしか思えないww
勝先生、ホントいい味出してますよ。あと女性ではお田鶴さまが素敵すぎました。真のヒロインはお田鶴様だと思う。


中野京子「名画で読み解くハプスブルク家12の物語」

名画と歴史。自分の趣味を狙い撃ちされたようなタイトルに釣られて、古本屋でつい買ってしまいました。この作者、「怖い絵」の人ですよね。まだ読んでないんですが。
ハプスブルク家は歴史も長いし人も多いし同じ名前の人が何度も出てくるので、なかなか覚えきれないのですが(全容も掴みにくい……版図広げすぎだっつの)、この本のお陰で少なくとも歴史画を観るにはいい勉強になりました。



江村洋「ハプスブルク家の女たち」

ハプスブルクつながりで。だいぶ前に読んだ「ハプスブルク家」の姉妹編。
先の「名画で読み解く~」は女性視点、こちらは男性視点のせいか、同じ人物についてもだいぶ違った書かれ方なのがなかなか面白かったです。特に「嫁姑」問題では、前者は姑寄り、後者は嫁びいきだったり。(笑)



江村洋「ハプスブルク家」

というわけで、昔読んだ本を引っ張り出して再読。学生時代だと思うのですが、もうほとんど中身を忘れ去っていました。(苦笑)
「女たち」はかなりプライベートまで突っ込んで書かれていた分、こちらは通史的でやや教科書っぽい感じがしました。改めて読み返すとね。やはり両方読むのが一番と思います。



遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」上下

これまたハプスブルクつながりで。(笑)
周作先生にしてはかなり大衆小説っぽい感じに書かれていました。今までで一番読みやすい。(苦笑)
物語はほとんど、オスカル抜きベルばらという感じでして、逆に言えばベルばらってかなり史実に合わせて描かれてるんだなあと思いました。それにしてもフェルゼンの少年ぽさは天然すぎますな。それが北欧クオリティか。(笑)
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