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ブックレビュー

今年最初のブックレビューです。
何かだいぶ溜まってましたね~。今月は意外と多めに読めた気がします。



岡本綺堂「半七捕物帳5」

今年最初の読書はこれ。というか里帰りした時に持ってったDSで読んだんですが。(苦笑)
文庫版とは収録内容がちょっと違うみたいです。
相変わらず小気味の良い読後感。描き方はやはりホームズ風なんですが、そこにお江戸の風土が感じられて、良質の時代ミステリーですね。



塩野七生「ローマ人の物語35~37 最後の努力」

沈みゆくローマを立て直したかに見えた苦肉の策、「四頭政(テトラルキア)」。
しかしその努力もわずかな期間で水泡に帰してしまう……。
コンスタンティヌス帝は宗教上の理由で物凄い偉大な皇帝扱いされていますが、ローマを非ローマに決定づけた人でもあるんですよね。だからこそクリスチャンではなく、西洋文化の世界で生まれ育たなかった筆者のような視点での描かれ方に新鮮さを感じます。
それにしてもディオクレティアヌス帝は哀れすぎる……。


若林直樹「近代絵画の暗号

古本で見つけたので思わず買ってしまいました。何しろ紹介している作品がフェルメールの「天文学者」とかマグリットの「ピレネーの城」とかだったので。(笑)
99年発行ということで、やや古いものの、その当時でも美術研究ってのは学説が固定されたままのことが多いんだなーと思いました。今はどうなんでしょうね?
全体的にはなかなか面白かったですが、どうしてもこれだけはアカンという誤植が。
「マネ」を「モネ」って!!!



畠中恵「いっちばん」

収録内容のほとんどは立ち読みや雑誌で読んでいたので、未読短編のみ立ち読みしました。
誰かがレビューで書いてましたが、近頃の傾向だと「ただのお化け小説になりつつある」と……。確かにそんな感じもするんですよね。いつものメンバーでわいわいやって終わり、みたいな。
そんな中、生身の人間に主眼を置いた「餡子は甘いか」がこの中では一番良かったんじゃないでしょうか。これは雑誌で読んでましたけれどもね。




司馬遼太郎「竜馬がゆく1~4」

何か、まるでブームに乗せられてる人みたいで、本屋で買うのもちょっと恥ずかしかったりするんですが。
ずっと前から読もう読もうと思いつつ、後回しになっていたのですが、今読んどかないとドラマに先越されちまうぜ!ということで読み始めたものです。
そして読み進めているのですが……あのね、何ていうかね。

ずるいです。

いやもう、これ読んでたら誰でも竜馬に惚れざるを得ないんじゃないんですか!?
読んでて面白すぎて寝食忘れ気味ですよマジで。こんなに没頭してるのは久々ですよ。
最近は、本を読んでも心の底から感動できることが滅多になくなってしまって、感性がだいぶ摩滅してきてしまったのかな……と思っていたのですが、そうでもなかったようです。(苦笑)

折り返しを過ぎてしまい、後に待ち受ける「その時」が来るのが辛いですが……頑張って読み進めます。
それにしてもこれ読んでると、ドラマのほうで「?」となる点がチラホラと……。

後で調べたりもしてるんですが、とりあえずドラマ内での身分の描き方はかなり曲げてありますよね?
(本来、武市は郷士より上の白札だし、平井はそもそも上士だし、弥太郎は郷士より下の地下浪人だし、以蔵は下格の足軽だし……その辺いっしょくたにされてません?)
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