闇夜の影

それは先日のこと。
突如、闇夜に響く不審な音。
ざわつく気配に、ふと目を覚ます。
どこか遠い季節に置き忘れてきた記憶を呼び起こす、その音。
それは闇を縫うように、次第に忍び寄る。
私は思わず、本能的な行動に出た。


パチン!


・・・ちっ、仕留め損ねた!

まだ暑さの残る秋の、忘れ形見の――蚊。
あざ笑うような羽音は、一晩中鳴り響いた。

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・・・実話です。
でもって刺されたところが、まだ腫れが引きません。
本当に蚊だったのか?

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