敵は海賊・正義の眼


神林長平「敵は海賊・正義の眼」

10年ぶりの新刊です。と言っても、自分が「A級の敵」を読んでからは・・・ああ、それでも6~7年にはなるのか(汗)。ずいぶん久々です。
いえ、それだけでなく。ちょっと記録を調べてみて愕然としたのは・・・
最後に読んだSF小説(再読を除く)、2005年6月のハインラインの「銀河市民」となっていました。それから丸2年、SFから離れていたのですね。昔はSFを立て続けに読んでいた時期もあったのに。近頃は、すっかりご無沙汰でした。

そんなわけで敵海です。
ああ、懐かしいな・・・と思いながら読んでいたわけですが・・・何となく拭いきれない違和感。神林らしい不思議な文体は相変わらずですが。
久々すぎて、全体的に「再紹介」な気がしないでもないですね・・・のびのびとしていないというか、ぎこちないというか。
「海賊課消滅の危機」と言うなら、それこそチーフやマーシャも活躍してもらわねば。アプロもセレスタンもいまひとつ暴れ方が足りなくて、やや消化不良。

この「謎の眼」も、ネタ的には敵海ではなく独立した話で使った方がいいんじゃないかなーとも思いました。お気楽な海賊課と絡ませたせいで、ぎこちなさが出てしまったような・・・。頭ガチガチの新人君とか、面倒を押し付けられた地方警察のぼやきなんかも、海賊課との二元中継するには色合いが違いすぎますしねえ。このタイタン警察を初めから主役にして単独の話にした方がスッキリするのではないかと。
あとは・・・ヨウメイの使い方が何だかなーという気が。(汗)

このままでは物足りないので、是非続けてシリーズ新刊を出していただきたいものです。もちろんアプロ大暴れ希望。(笑)

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