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闇からの声―ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展

昨日は1日、上野で過ごしました。
もちろん歳を一つ取ったとか、そういう瑣末なことは打ち忘れて。(笑)

今回の目的は、ラ・トゥール展とヴァイオリン・リサイタルコンサートでした。コンサートが2時からだったので、まずは国立西洋美術館へ。
ところでいつも上野まで行ってから食事を取るようにしているのですが(新宿で降りて食べるのも面倒なので、いったん上野まで行ってしまうのですよ)、駅周辺でおいしいお店はありませんかね? オススメがあったら是非とも教えていただきたいです。
昨日は駅構内のラーメン屋で済ませたのですが、冷やし醤油ラーメンは涙が出るほど不味かったです。おとなしくチャーシュー麺にでもしておけば良かったと、かなり後悔しました。愛・地球博の博多ラーメンの2.3倍くらいの酷さだと言っておきます。おとなしくアトレまで行けば良かったのかも。

そんなこんなで少々切なくなりながらも美術館へ。
ラ・トゥール展は前日20日に20万人を突破したそうです。1日遅かったか。
期間が29日までなので、この日を逃したら見られなかったかもしれません。来週は無理だろうし。
ジョルジュ・ラ・トゥールという画家は、本当に光と闇の対比を美しく描き出す人だと思いました。写真で見る以上に、直に目にする絵はとても素晴らしくて、しばし引き込まれました。時間がもっとあったら、何時間でも眺めていたいです。余裕があれば、音声ガイドも借りてじっくり見たいですね。(ちなみに、今度横浜に来るルーヴル展ではそれをやるつもりな人<行く気満々)

絵の情景として一番気に入ったのが、「ランタンのある聖セバスティアヌス」。


後に聖人とされ、ペストからの守護者として祀られた聖セバスティアヌスと、彼を介抱する聖女イレーヌ。同じ題材でも他の画家だと、結構苦しそうな絵が多い中、このラ・トゥール画は矢傷を負っているとは思えないほど穏やかな眼差しを向けています。そしてランタンの光に浮かび上がるイレーヌの表情もまた、非常に美しく高貴に描かれています。
ただ、惜しむべきことにこれは模作

そう、真作ではないんですよね!(泣)
この真作が見つかったら、本当に鑑賞しに飛んでいきたいくらいですよ。模作でもこれだけ引き込まれてしまうんですから。真作でないことは百も承知で、ポストカードまで買ってきてしまいました。(笑)

なお、今回出展の真作の中では「書物のあるマグダラのマリア」が一番良かったです。


マグダラのマリアはどれも好きなんですが、実は一番のお気に入りである「灯火の前のマグダラのマリア」は来ていませんでした。ちょっと残念。

その後は、いつものように常設展へ。というか、この国立西洋美術館の常設展、もう何度も見ているんですけどね。(汗)
結構所蔵量があるので、時間配分を間違えると遅刻してしまいます。
なお、この常設展の中で好きな作品は、ダフィット・テニールスの「聖アントニウスの誘惑」とルノワールの「アルジェリア風のパリの女たち」です。ルノワールは非常に柔らかくて明くて、ちょっと眩しすぎるきらいがあるのですが、この「アルジェリア~」は普段よりもスパイスの効いた感じが好きなのですよ。

少し早足で常設展を回り、思わずカタログまで買ってしまって(+いつものポストカード)、次は東京文化会館のコンサートです。
何だか長くなってきたので、コンサート以降はまた記事を分けて書きます。

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