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2006最後のレビュー

今年も最後となりました。
そして最後の読了・鑑賞記録と致しましょう。


井上靖「風林火山」
友人から貸してもらい、その晩のうちに一気読みしました。
山本勘助も武田信玄もかなり魅力的に描かれていました。あと、板垣信方もなかなか味のある人物でしたね。割と早いうちに退場してしまったのが残念でしたが。
周知の通り、来年の大河ドラマ原作です。大河の原作を読んだことは今までなかったのですが、今回は読んでみたかったのです。何しろ地元が舞台になっておりますので。市役所の周りとか、「由布姫ゆかりの地」ということで、幟旗が乱立しています。あまり景観がよろしくない。

しかし肝心の由布姫、どうにも感情移入ができませんでした。(汗)
勘助、どうしてこの姫に生涯を捧げてしまったんでしょうか。どちらかといえば於琴姫の方がかわいげのある人に見受けられましたが。
大河では、もうちょっと由布姫の性格が受け入れやすいものになっているとありがたいです。このまんまだと観るのがキツイかも。
それでも最後まで一気に読ませるのは、やはり井上靖ということでしょうか。
あと、謙信の出番は当然あるんでしょうね? 原作ではほとんど出てきません。でもわざわざGacktまで持ってきたのだから、活躍してもらわねば困るでしょう。ちなみに写真を見ましたが、謙信というより天草四郎のようです。魔界転生。



塩野七生「ローマ人への20の質問」
「ローマ人への」と言いつつ、答えているのはもちろん自分という、問答形式を取っています。先日完結した大作「ローマ人の物語」への導入書として書かれたのかもしれませんが、実際には逆です。
「ローマ人の物語」未読の人が読んでも、イマイチその面白さは伝わらないだろうと思います。全部でなくても、せめて「ユリウス・カエサル」あたりまででも読んだことのある人なら、「そうそう、そんなこともあった」と感じられるでしょう。卒業生の文集を、同じ体験をした同級生以外が読んでもイマイチ実感がわかないのと似たようなものだと思います。
再読もなかなか進まない大長編シリーズゆえに、思い出すために読むのはなかなか面白かったです。でも入門書としてはあまり薦められない気もします。



コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの事件簿」
実に久々の再読です。確実に10年以上のブランクがあります。ドラマを観ていたら読み返したくなりまして。
12月31日までにYahoo!動画の一部無料配信をできるだけ観ようと頑張っていました。
観たのは「ボヘミアの醜聞」「ソア橋のなぞ」「マザランの宝石」「高名の依頼人」「瀕死の探偵」「三破風館」「金縁の鼻眼鏡」。

無料配信しているのが後期の作品ゆえに、割と地味なラインナップです。前半は無料期間が過ぎてしまったんですよね。本来なら「赤髪同盟」「まだらの紐」「踊る人形」「最後の事件」「空き家の冒険」「六つのナポレオン」あたりは観ておきたかったんですが。まあ、有料ではやっているので、そのうち何本か観てしまうかもしれません。
そして続けて観ていたお蔭で、ホームズの台詞を読んでいると露口茂の声で聞こえるようになってしまいました。(苦笑)

なお、「マザランの宝石」は原作とまったく違う内容になっていました。びっくりです。何しろホームズの兄マイクロフトが大活躍・・・というか主役を張っておりましたから。そして「三人ガリデブ」とくっつけて、こちらはワトスンが主役になっていました。ホームズは不在、という設定。これ、知らずに有料で観てしまったらちょっと物足りないんではないでしょうかね。いや、マイクロフトも好きですけど・・・しかし肝心のホームズは一瞬しか出てきませんから。(汗)
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