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キングダム・オブ・ヘブン

暑くてうだりながらも映画館へ。上映終了ぎりぎりになってようやく観られました、「キングダム・オブ・ヘブン」。
十字軍側からの視点なので、きっとバリバリの騎士道ものなんだろうなと思いながらも、やはり歴史スペクタクルであることと、リドリー・スコット監督作品だしという思いに押されて行ってまいりました。

結論。
観に行って大正解!!

いや、とても良かったですよ。吃驚しました。(それも失礼な話だが)
以下、微妙にネタバレするのでご注意を。
やはり主人公が騎士道の象徴みたいに描かれてはいたのですが、それが鼻につくほどではありませんでした。ちゃんと十字軍の暴虐ぶりも描かれておりましたし。それに、富や名声をめぐる内部の争いも充分すぎるほど出ておりましたしね。
一方で、サラセン軍もサラディンがカリスマ指導者らしくは描かれているものの、一部ではエルサレム早期奪回を願う強硬派も顔を出していて、両陣営ともに一枚岩ではないことが表れていました。その辺はかなり満足しています。

ただ、サラディンの周囲ももうちょっと細かくやってくれれば良かったのになあとは思います。それは少し残念。彼の存在感が相当なものだっただけに、いっそう。



そして一部ツッコミ。
バリアン、経験値が限りなく少ないくせに、何でいきなり急激にレベルアップしてるんですか。(笑)
村の鍛冶屋のくせに、剣は巧みだわ馬は乗りこなすわ持久力はあるわ。おまけに優れた戦術家ですよ。そんな超人でもいいんですか。(汗)

しかしバリアン、リドリー・スコット監督の好きそうなタイプですよね、いかにも。
「グラディエーター」で、玉座を蹴れば自身の命が危ないと知りつつも断ったマキシマスとよく似ています。というか、ほとんど同じ展開ですよ。(苦笑)
そういう高潔な騎士に惚れ込む人なんでしょうね。
でも今回は史実に則したということはあるでしょうが、最後も単なる悲劇に終わらせなくて良かったです。グラディエーターではマキシマスの最期がちょっと・・・。コンモドゥスも殺しちゃったしさあ。

あと、ゴッドフリー父ちゃん、なんとリーアム・ニーソンだったんですね。マスター・クワイ=ガン!!(笑)
今わの際に誓わせてる辺りが妙にかぶりました。そうか、バリアンの超人ぶりは例のあの力によるものだったのか!!(そんな)


そんなわけで、本当に良かったです。期待以上の出来でした。(もともとそんなに過大な期待は抱いていなかっただけに余計)
サラディンの最後の、“Nothing, but everything” という台詞がとても意味深で。
そして最後の最後にリチャード1世とすれ違う演出も憎いです。

そして、ちくま学芸文庫から出ている「アラブが見た十字軍」がとてもとても読みたいです。(ちなみにコレ、アル戦の資料にもなってたりするんですよね、そういえば(笑))

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