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まとめブックレビュー

最近のまとめレビューです。最後にブックレビューを書いたのは9月23日になっているので、ずいぶんと間が空いてしまいました。

ローマ人の物語(24) ローマ人の物語(25) ローマ人の物語(26)
「ローマ人の物語」24、25、26

「賢帝の世紀」上中下巻です。何日も細切れに読み続け、ようやく終わりました。
黄金の時代と謳われた、五賢帝の治世です。ローマの特集番組などでは、「ここから滅亡へと向かっていった」というような説明がされていて、ちょっと極端なんじゃないかとは思うのですがね・・・。確かにターニングポイントにはなるのかもしれないけれど、滅亡の兆しはまだまだ全然見えておりません。
(ちなみにローマ帝国の性格を大きく変えたのはやはりコンスタンティヌス一世だろうと思っておりますが・・・キリスト教が根ざすことによって、ローマ民族のありようが一変したんじゃないでしょうかね。まだ物語はそこまで進んでいませんが)

世界遺産の「ハドリアヌスの長城」で有名な、ハドリアヌスと、その前代のトライアヌスの記述がメインです。「慈悲深い(ピウス)」と称された、五賢帝の四番目のアントニヌス・ピウスについてはあまりにあっさりしていて、うっかり中身を忘れそうです。でもそれだけ、日常業務を完璧にこなしていたということなんでしょうね。特筆することがないのだから。

細かい政策などでは、パートタイム制の兵士「ヌメルス」設置がかなり面白かったです。いろいろなこと考えるよなあ、本当に。
さて次は「すべての道はローマに通ず」。文庫で出ているのはここまでなので、ゆっくりと読みたいです。


迷宮美術館(第2集)
「迷宮美術館」第2集

NHKの同名番組を再編した本。1巻はすでに持っていたのですが、2巻が出ていたので思わず買ってしまいました。
番組自体の構成は、中途半端に「素人向け」を意識しすぎて子供番組のようになっているのが、いたたまれないのですが(汗)、本のほうは結構面白いです。番組を見なくても本を読めば充分です。アレは45分も観続けるのがツライ。

さてこちらの本ですが、まずは藤田嗣治が入っていたのが結構嬉しかったです。結局、展覧会には行けませんでしたからね。ティントレットの画法についての解説もオイシイところ。アングルvsドラクロワの話とか、古代のエアブラシについてとか、かなり楽しめます。
まあ元がテレビ番組なので、その頃にやっていたと思われる展覧会関連の解説がやはり多いですね。藤田嗣治、ロダンとクローデル、若冲、アングル、ベラスケス、ティツィアーノ、岡本太郎あたりは恐らく時期に合わせて放映されたんでしょう。
番組の構成をもっとスマートにしてくれたら、観る気にもなるんですけどね・・・とりあえずは本で楽しむので充分です。

「エニシダの五月」駒崎優

「足のない獅子」からマイナーチェンジした「黄金の拍車」シリーズ最終巻。本編はついにこれで最後となりました。出ていたことをまったく知らなかったのですが、Kさんの日記で見かけて、すぐに買いに行きました。(笑)
さて問題の中身ですが・・・「感動のファイナル」と宣伝されているほどには劇的なラストシーンではありません。まあ別にこのシリーズに対して、そういうものを求めているわけではないので良いのですが、そのアオリはどうなんだろうと思いましてね。(苦笑)

中世英国の騎士物語・・・というと、何やら違った印象を与えがちですが、全体的にかなりのんびりした空気が漂っています。今回は当初から一番問題だったこと(王家の庶子問題)に、ついに終止符が打たれるのですが、「完結」というよりは「解決」といったほうが正しいでしょう。シリーズは終わっても、彼らの物語は続いてゆく・・・そんな余韻を充分に残しています。
さて最後の短編集はどんなメンツになるのでしょうか。司祭と間諜の兄弟はとりあえず出してください。


「生誕100年 岡鹿之助展」(図録)
前から「画集が欲しい」と言い続けていた岡鹿之助の図録です。古本で入手しました。
いろいろ探してみて、ないこともなかったんですよ。しかしどれも年代が古い。昭和39年とか49年とか言うので、そんな古い画集では品質がイマイチだろうと二の足を踏んでいました。(小説なら中身だけ読めればいいけど、画集は画質が命ですから!)
この展覧会は98年から99年にかけて行われたものです。その頃は名前も知らなかったので(汗)、当然行っていません。

かなり多数の絵が収められていて、本当に満足です。画像を載せたくてもあと20年は著作権が切れないので(しかも法の改定によってもっと延びるかもしれない)、しばらくは無理でしょう。せいぜい個人的に楽しむにとどめます。
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ハドリアヌスの長城ハドリアヌスの長城(-ちょうじょう)は、イギリスの北部にある城壁跡。1987年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。2005年に、ドイツのリーメスが追加されて、ローマ帝国の国境線と物件名が変更された。.wikilis{font-size:10px;color:#666666

2007/02/15 (Thu) 15:36 | 魅惑の世界遺産
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