2006年10月22日 (日) 12:43 | 編集
あと3つもレビューを立て続けに書けるのか怪しいですが、次に行きましょう。

ベルギー王立美術館展
今度の会場は国立西洋美術館です。とりあえず上野に行く前に新宿で腹ごしらえをすることにしました。
先に東急ハンズで少しばかり買い物をしたので、そのまま高島屋のレストラン街へ。12階から見下ろす景色は・・・工事中でした。景観としてはイマイチですね。(汗)
なお、このハンズでの買い物が、余計な苦行を強いられることになってしまったのです・・・。
何はともあれ、8月以来の上野に到着。前回はペルシャ文明展だったので、美術展は5月のプラド以来ですね。
今回の目玉は、何と言っても本邦初公開のブリューゲル(父)の「イカロスの墜落」です。看板にもなっている作品ですね。
しかし思ったほど大きくないな・・・というのが第一の印象でした。
でも画題と乖離した牧歌的な様子などは、やはりブリューゲルだなあと思った次第です。

ベルギー王立美術館展
今度の会場は国立西洋美術館です。とりあえず上野に行く前に新宿で腹ごしらえをすることにしました。
先に東急ハンズで少しばかり買い物をしたので、そのまま高島屋のレストラン街へ。12階から見下ろす景色は・・・工事中でした。景観としてはイマイチですね。(汗)
なお、このハンズでの買い物が、余計な苦行を強いられることになってしまったのです・・・。
何はともあれ、8月以来の上野に到着。前回はペルシャ文明展だったので、美術展は5月のプラド以来ですね。
今回の目玉は、何と言っても本邦初公開のブリューゲル(父)の「イカロスの墜落」です。看板にもなっている作品ですね。
しかし思ったほど大きくないな・・・というのが第一の印象でした。
でも画題と乖離した牧歌的な様子などは、やはりブリューゲルだなあと思った次第です。
今回、もっとも目を引いたのはヨルダーンスでした。絵から聞こえてきそうな喧騒、そして圧倒的なまでの迫力。本当にこれは凄い。やはり実物で観て正解だと思います。画面や紙面では、どうしてもそこまで伝わりませんからね。
一番力強かったのが「飲む王様」。何の予備知識もなく初めて観た時は、何でこんな俗っぽい王様なんだろうと思いましたが、実はこれ、「王様ゲーム」の様子なんですよね。パイの中に豆が入っていた人が王様になるという。ゆえに、別名「豆の王様」とも言います。
一番の目当てだったマグリットの「光の帝国」は、何だか異彩を放っていました。やはり彼の作品は絵というよりはポスターに近いので。油彩とは思えないですよねえ。でも、しばし立ち止まってじっと見つめておりました。実物の方が昼夜のコントラストが鮮やかです。
今回の展示で初めて「おお!」と感嘆したのが、ヴァン・ダイクとデルヴォー。
ヴァン・ダイクは確かに肖像画家として有名なのですが、自分はもともとあまり肖像画に興味がないんですよね(汗)。みんな澄ましたポーズを取っているだけなので、面白みがない。しかし今回、ヴァン・ダイクの「イエズス会神父ジャン=シャルル・デッラ・ファイユ」という肖像画には感銘を覚えました。その人物の人柄がにじみ出ているのか、落ち着き払った雰囲気に控えめな色合いが調和を取り、見事な傑作を生み出しておりました。ぐはあ、凄い!
デルヴォーは、もともと初期のマグリットとデ・キリコを足して2で割ったような感じ、という失礼極まりない印象しかなかったんですが(汗)、「夜汽車」の静寂と不安を与えるような謎の絵には惹かれました。多分これも、実物を観たからこそだと思います。印刷とはやはり雰囲気が違いますね。
面白い作品といえば、フェリシアン・ロップスの「口論」。説明が必要ないくらい、わかりやすい構図です。何かもう漫画っぽい。(笑)
絵の感じが何となく皇なつきを思い出してしまうのは自分だけでしょうか。(苦笑)
さて、だんだん長くなってきましたが、公式サイトによれば今回のポストカードで売上ランキングで上位に上がってきている意外な作品が、ルイ・ガレの「芸術と自由」だそうです。理由・・・「イケメンだから」。ま、確かにそうかもな。(笑)
本当は常設展のことも書きたかったのですが、長くなりすぎたのでこの辺で。
展示数は多いと感じるほどではありませんでしたが、充分楽しめました。
行って損はないと思います。






