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ラインの虜囚

ラインの虜囚
「ラインの虜囚」、読んでから結構日が経ってしまったので、簡潔レビュー。
とりあえずはまあ、なかなか面白かったと思います。
相変わらず児童書に向いてない作家だとは思いますが。以前は幸田露伴の「運命」でしたからねー。いくら自分の論文テーマだったからって、それはさすがに無理でしょうに。それに比べると、今回はまだ子供向けなテーマではありました。

主人公の少女コリンヌが、4人の寄せ集め騎士とともに孤城へ向かう。死んだはずのナポレオンが囚われているという噂の真偽を確かめるために――
というのが、おおまかなあらすじ。
いかにも冒険小説という感じで、テンポ良く物語も進んでいきます。
系統的には「アップフェルラント物語」や「バルト海の復讐」あたりかと思います。そして、アップフェルラントと違って、挿画が鶴田謙二だったのが功を奏したような気がします。
いや、ふくやまけいこの絵柄が嫌いなわけではないのですが。ただ、夏の魔術シリーズのイメージが強いため、あのシリーズのロリロリしさを思い起こされたらかなわんのですよ。(最終巻を読み終えた直後に鳥肌が立って、古本屋に直行しましたから。アレ)

今回は子供向けということを作者自身が強く意識しているためか、いつもの毒舌や皮肉漫才が抑えられていて、やや物足りなさも感じました。が、まあ作者のいっこうに終わらない宿題(いくつものシリーズ続刊)を辛抱強く待っている人には、せめてもの慰めにはなるかもしれません。
最近の読書事情。
微妙に読み散らしてます。並行読書、悪い癖だとは知りつつも。
陳舜臣「中国傑物伝」
安能務「春秋戦国志」
何やら久々にまた中国ものに戻ってまいりました。しばらく離れていて、再び中国ものを読み始めると、なぜか「帰ってきた」気がしてなりません。なぜだろう。
あと、密かに新約聖書もちまちまと読み進め中。英訳和訳を対照しながらなので、かなりゆっくりペースです。実はマタイの福音書とヨハネの黙示録しか、ろくに読んだことがなかったり。いや、ダイジェストで知ってはいるんですけどね。
英語のリハビリも兼ねて(しかし聖書の英語が英語力に結びつくかはかなり謎)、何とか読み通してみたいです。挫折しそうな気もしますが。(汗)
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2005/11/04 (Fri) 06:17 | Ciel Bleu
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