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ゲド戦記

凄いものを観た。

何ていうか・・・ねえ、
想像を絶する衝撃でした。

いや、まあ、スゴイよ本当に。この映画を世に送り出せるという自信が。
思いとどまる気にはならなかったのかな。

以下、完全ネタバレな上にロクなこと書いてないので、いろいろと注意してください。

とりあえず、一言。
何でも台詞で説明してどうするよ。

それじゃ映像の意味がねえ。とりあえず、絵で見せろ。アニメだろ?
しかもかったるい説明ばっかりで、途中で眠くなってくる。
「行き止まりだ」
とかって、自分で状況説明してどうするよ!

ストーリーは無きに等しいし、世界観はいっさい見えてこないし、台詞は何も推敲がされていないし、オチすらない。凄えな、本当に。
だいたい、親父を何で刺したんだかさっぱりだよ! オマエもわからんだろうが、こっちもわからんての! そして、死んだかどうか確認もしてないくせに、「殺してしまった」って、何で確信してるんだよオマエ!

何ていうか・・・いろいろな演出が、もうジブリの過去の作品をパロってるだけなんだよねー。親父の作品をパロった同人映画だよ。

ハイタカ→ユパ様。服の色までおそろい。アレンに刺されそうなところはまさに、ナウシカを止めるユパ様そのもの。
ウサギ→何のポリシーもないクロトワ。顔が似てる。
ハジア売り→汚いジコ坊。重要なキャラかと思いきや、ただのエキストラである。
馬→なぜかヤックル。
テナーの家→え、シータの実家でしょ?
クモ→エボシ御前が、最後は荒地の魔女になる。
ドロドロ→タタリ神+ハウル

そして極めつけ。
ハ ク 様 登 場 ! ?
白い竜は反則だろーーーーッ!!
「テルーの本当の名前は琥珀川!」ですか!?

意味不明なまま、ラストシーン。
「また会いに来るよ。ヤックルに乗って
そう聞こえたのは私の気のせいだったでしょうか。スゲエな同人映画。
もういっそ、「僕の真の名はレバンネン・パロ・ウル・ラピュタ」でも何でもいい気がしました。

いったい、物語の盛り上がりはどこにあったのか。
1時間近くかけて、アレンのヘタレっぷりを描いておりましたが、これだけは本当に嫌というほど伝わりました。何度、殴り倒そうかと思ったかわかりません。虐待してしまいそうだ。
親父を刺して、逃げて、どう立ち直るのかと思ったら、歌を聴いて泣いておしまいかよ! しかもテルー、聴かれてるの気づいてるくせに2番まで歌わなくていいよ。長すぎだろ。(何しろゴローの作詞だそうなので、全部聴かせたかったのだろう)

クモの館もチャチすぎる。石造りのくせに階段は木。木製。ウッド。・・・安ッ!!
そして兵士は4人しかおらんのか。人望ねえな、こいつ。荒地の魔女の方がまだしも力はあったと思うよ。もしくは金髪美少年はべらしてるサリマン先生の方がキケン度は上だろう。(別の意味で)
そして、テルーの家から近すぎるよ。徒歩で夜明け前にたどり着くのかよ! 都合よすぎだろ!!
アレンは変な飲み物あっさり飲みすぎだろ! 毒なぞ入ってないぞ、で信じちまうのかよ!!

それにだ。
生きたいのか死にたいのかハッキリしやがれ。
死にたいことと永遠に生きたいことは同じ・・・・・そうか?? イマイチ伝わらないぞ、その力技的結論は。

それにしてもテルーはジブリ史上最強少女だったな。さすが同人映画。
何かもう、アレンなんかいない方が話がスムーズに進んだんじゃないのかね? 柵は引っこ抜くし、役立たずの王子崩れよりもよほどマシだ。


ちなみにちょっと調べてみたのだけど、アレンは最終的に王様になるらしいんですが・・・いったいどういうことなんだ。奴はどんな償いをしたのだろうか。

観ていてもう、辛いというか、いたたまれない気持ちになりました。自分の中学時代に創った小説や漫画なんかを見た時に感じるような気持ちだね。これ、ゴローの中学生日記なの?
つまりコレ、ゴローの内面を描いているんでしょうかね。

親父を打ち負かしたいけど、その後はどうしたらいいかわからない。
優秀な賢者(スタッフ)に助けられても救いようがなく、自信もないけど、自分を理解して励ましてくれる可愛い女の子(どこかに存在するファン)が現れ、そのうち強大な力で何もかも解決してくれる竜(スポンサー)が出てきて大団円になればいいな、って。

しかし音楽も背景もジブリにしてはかなり手抜きだったんですが・・・これって脚本を読んだスタッフが、これは何をどう頑張ってもどうしようもないと気づき、適当に手を抜いたからではないんでしょうか・・・。まあ、こんなものに久石譲を使う必要はまったくないけどねー・・・でも寺嶋民也も別に悪くないはずなんだけど・・・おっかしーなー。

昭乃さんの作詞作曲した「時の歌」、これが聴けただけでもまあヨシとするか。でもどうせなら昭乃さんの声で聴きたいよ。セルフカバーしてくれないかな。

とりあえず、これで心置きなく原作が読めるってものです。先に読んでからだと、絶望感が増すだけだろうと思っていたので。そもそも酷評っぷりを聞いて、すでにある程度の予想はしていたのですよ。しかし想像以上でしたけどね!

何かもう、凄い・・・負けたよ、完敗だよ、ゴロー。
脱力感というより、挫折感とか敗北感を抱かせる映画でした。ある意味、タダモノではない映画だと思います。一生のうちに滅多に経験できることではないでしょう。

コメント

どうも、ご無沙汰してます。いや、ちょくちょくお邪魔しには行っていたりするのですが。
力、こもってますか?
怒りとか怨みとかいった、ダークサイドに繋がるパワーが湧いてくるような気がします。

原作は、まだ1巻ですがかなり凄いので、読んでみるのも良いかと思います。児童書というくくりにはできない、奥の深い物語です。(まだ入口に入ったところですけれど)

とりあえず、「才能は遺伝しない」という生きた標本であることは間違いなかろうと思います。その証明書です、あの映画。

2006/08/27 (Sun) 11:28 | 遼 #XggCOD8. | URL | 編集

遼さま♪
ご無沙汰しております。すんごい力入ってますね…「金払って見る奴は、覚悟しぃやぁ!」という気迫すら感じます。大丈夫です。観にいきません。絶対に!別のネット友達は、「宮崎駿がどれだけすごい人か実感させるための作品」とか言ってました。いやぁ…しかし、このレビュー力入ってますよ♪

2006/08/26 (Sat) 12:42 | 長香織女 #k7N..7Yc | URL | 編集

おおお、同志!!
あれは本当に、突っ込むためだけに観に行ったようなものです。(汗)
「シュナの旅」は、実は全然知らないのですが、結局オリジナルは何もないということになるのではないでしょうかね・・・。
場面転換の時にも、パッと画面が黒くなることが多くて(要するにつなぎが悪いんですが)、「次、CMか?」と何度思ったことか・・・。
しかし恐ろしいのは「第一回監督作品」という文字。まさか第二回があるのでしょうか・・・。それまでには数年修行を積んでもらいたいものです。いやはや。(汗)

2006/08/22 (Tue) 22:05 | 遼 #XggCOD8. | URL | 編集

あぁ、やはりここに同志がおられたよ~(涙)
自分も先週休みを捻出して観にいったのですよぉ~しかしてその内容は…
まさしく遼さんのおっしゃるとおり!!突っ込みどころもほとんど同じ。。。
ジブリ映画において最強のひどい出来でした。。。
画面全体的に「映画じゃなくてTVアニメの構図だろぉ!人物アップも多すぎるし」という感想。しかも人物・世界観に「どこかでみたような…」と思っていたらエンドテロップに種明かしが。
「原案・宮崎駿 シュナの旅」
そうだよね、シュナだよね、これ。ゲドじゃなくて「アニメ・シュナの旅もどき」ですよ。
しかし、ほんと。期待していただけにとっても残念!!でした。
(一緒にいった家人は「ナルトのほうがおもしろかったよ♪」と。たしかにそうかも)

2006/08/22 (Tue) 08:39 | クポ #- | URL | 編集

怖いもの見たさで見る分には止めませんが・・・鑑賞後の精神状態にまでは責任は持てません。(汗)
それでもまあまあ面白いと言っている人もいるようではありますけどね。

原作ですが、実は私は子供時代に有名な児童書を全然読んだことがないのです。ナルニアも、1巻だけ大学に入ってから読んだくらいで。(汗)
ゲド戦記は図書館で借りたいと思っていたのですが、市内の図書館は児童書コーナーがちょっと入りにくい構造になっている(靴を脱いで入るプレイルームと一体化している)ので、なかなか借りられずに今日まで来てしまいました。最近はソフトカバー版も出ているので、買っても良いかなと思っています。

2006/08/20 (Sun) 16:55 | 遼 #XggCOD8. | URL | 編集

遼くんがここまで憤るとは・・・。よほどすごい(いろんな意味で)映画だったんでしょうね。
「ゲド戦記」読んでなかったんだ? 遼くんのことだから既読かと思ってた。
や、かくいう私も未読ですが(笑)
どうせテレビで放送されるよね? DVDで借りるのもよしたほうがよさそうだね。

2006/08/20 (Sun) 13:51 | 夜霧みゆ #2Z5jlXfU | URL | 編集

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