博士の愛した数式

博士の愛した数式
↑この画像ではオビの部分が非常に邪魔ですが、致し方ない・・・。

さて、先日買ってきてその日の内に読んでしまったわけです。当日処理は本当に久々で、自分でもビックリです。読みやすかったから、ということもありますけどね。
それにラストが気になって(どんなふうに終わらせるのか気がかりで)最後まで一気に読んでしまったのですが、その割には結構あっさり・・・というか、ちょっと物足りないような気もしました。
これまで「泣ける」「感動!」という声を聞いていたのですが、「・・・泣ける、かあ?」というのが正直な感想。いや、もちろん良い作品だと思いますよ。でも涙を誘うような趣旨の作品ではないのでは。まあ、涙腺の作用理由は人それぞれでしょうけれども。

「僕の記憶は80分しかもたない」
これがこの作品のテーマなのではありますが、あまりこれにこだわって読む必要もないかなと。舞台装置の一つと割り切っておいたほうが無難でしょう。いろいろと突っ込みたい人もいるとは思いますが。
自分はあまり気にせず読み進めておりました。珍しく。
というより、数式の話の方が面白かったからなのですが。久々に数学に触れたような気がしましたよ。普段は億の桁まで無造作に扱っているので、感覚が麻痺しているのかもしれませんが、数字ってなかなか面白いなあと気づかせてくれた作品です。多分、一番面白かったのはそこだったのではないでしょうか。(苦笑)


現在は「ローマ人の物語」を地道に再読しつつ、中島敦の短編集を少しずつ読み進めております。西洋と東洋を行ったり来たりで忙しいです。(笑)
しかし中華ものは相当に久々です。しばらく西洋かぶれになっていたので。

Comment

2006.07.28 Fri 23:15  |  

>あおぼしさん
そう、さくっと終わってしまう感じですよね。でも私も、もともとお涙頂戴な話は好みではないので、やりすぎ感がなくて好感が持てましたよ。
そして、数学に対して構えなくても良いということを教えてくれる良書ですね。どうせなら学生時代に出会いたかったかもしれません。(苦笑)

>織女さん
受験問題にも使われていたのですか。確かに読みやすい作品だったので、小学生でもいけるかも・・・
って。
投稿者、織女さん? 息子? 小6? え!?
ちょっとかなり驚いております。(汗)

  • #XggCOD8.
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2006.07.28 Fri 09:03  |  

小6の息子が、一晩で読んじゃったので、面白いのか?って思っていました。本年度の私立中学受験の国語の問題にも使われていたので読んでみたそうです。「√-1」「階乗」の話も面白かったとか…。
小6の息子は最後の一文が強く心に残っているそうです。「完全数28」

2006.07.26 Wed 23:34  |  

いい話ですよね、「博士の愛した数式」。数学の面白さを分かった気にさせてくれて(笑)。
あのさっぱりな終わり方がお涙頂戴物ではなくてこっそり気に入っています。

  • #oeiHdhUc
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