マスター・アンド・コマンダー

これも劇場で観たかった映画なのですが、結局タイミングを逸して行けずじまい。(そんなんばっか)
DVDで観終えましたが、これは是非とも大スクリーンで観たかったです!

・・・2003年の映画なのだそうですが(もうそんなに時が経っておりましたか;)、当時の宣伝を思い返すと本当に嘘っぱちでしたね。あの誇大広告は何なんでしょう。かえって作品を貶めているような気がします。
そして収益のほうはかなり微妙だったらしく。(汗)
あまり人気がなかったようですね。なぜだろう。いい映画なのになあ。もっと評価されて良いと思いますよ。


さてストーリーですが、ラッセル・クロウ演じる艦長(コマンダー)とその親友にして戦う軍医の博物学者(マスター)の熱い友情物語。というわけではありません
タイトルはあまり中身を表していないようです。
これは徹頭徹尾、海の男の物語。物凄くディテイルを描き込んでいて、臨場感たっぷりです。
分類は「史劇」になっていましたが、実際には歴史そのものを感じさせるようなストーリーではないです。ナポレオンもネルソン提督も名前が出てくるのみ。本当に海と船しか出てきませんからね。途中でガラパゴスの風景も出てはきますが。

筋立てはいたってシンプル。ナポレオンの戦略を阻止すべく、英国戦艦サプライズ号がフランスの(速さも大きさも強さも桁違いの)フリゲート艦アケロン号を執拗に追いかけ、戦いを挑むという話です。
しかし簡単なストーリーの中で語られる人間ドラマは秀逸。
宣伝で書かれていたような「少年たちまで戦場に駆り出された」なんて雰囲気はまったくなく、年端が行かなくとも当時の階級社会では、立派に紳士として士官として扱われています。(コピー書いた人はこの映画観てないのか?)


以下、ツッコミやら何やら。相当にネタバレしてますのでご注意を。
(基本的にウチのレビューはどれもネタバレまくりですが)
・ラッセル・クロウの人相が変わった・・・と思ったら太った・・・?(汗)<役作りという話も。しかし太らねばならない理由はどこにもない。
・マスター、自分で弾丸摘出手術してますよ! このシーンはかなり痛かった・・・戦闘よりも。(汗)
・ていうか、そもそも鳥を追いかけて撃たれるなんてアンタ大丈夫か。
・手術直後に鳥を追いかけ、15kmも踏破したよ、マスター!(汗)
・アケロン号を追い回すコマンダーのことなんか言えないだろ、アンタ。
・戦うマスター、傷っ腹を押さえつつも剣を振るう。つか、強すぎ。
・何で傷口が開かないんだ?
・ピピンがいた!(ビリー・ボイド) 大きくなってる!
・虫の擬態でひらめくコマンダーに、金田一少年がかぶってしまった。(汗)

あと、ラスト。
実はアタマ悪すぎて、最後の意味が観終わった後にようやくわかりました。(汗)
敵艦のコマンダー、軍医に化けてたんですね!? ああもうホント頭悪いな、自分。まさか最後にそんなネタ持ってくるなんて思ってなかったもので。
いかにも続編がありそうな余韻でしたが、人気のなさゆえに作られないんだろうなあ。ちょっと残念。

そして最後の「逃げないよ」の台詞に、ちょっとニヤリとしてしまいました。
かなりオススメです。

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