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英仏百年戦争

英仏百年戦争
「英仏百年戦争」読了しました。
やはり作者が普段小説を書いているだけあって、非常に読みやすい一冊でした。
西洋史、しかも中世史は本当に門外漢の上に、もともとフランス史自体にさして興味がなかったため(なぜか知らないけど)、今回読みながら「へぇーへぇーへぇー」と相槌を打ちっぱなしでした。
でもやっぱり、近代より前の時代を扱うにあたっては、国民国家の枠組みで歴史を捉えてはいけないんだよな、と改めて思いました。
自分ではわきまえてはいるつもりだったのですが、もともと専門が近代史だったこともあり、普段忘れがちになってしまいますね。

とりあえず、「英仏百年戦争」なるものは、フランスのフランス人と辺境地(ブリテン島)のフランス人によるフランス領地の奪い合いを端緒とし、世紀をまたいだ戦を経るにつれ、ナショナリズムが高揚し、また政治的統合も進み、「英」「仏」という国家が形成されていった、というのがこの本のおおよその主旨でした。(そして自分は要約がヘタクソだ(汗))

本当に中世史、全然知らないので(汗)、またこれに続く薔薇戦争とかに関する本もちょっと読みたいなあと思いました。まあ、しばらくはちょっと時間的余裕がないし、積読本ももはや3桁突破して久しいので、後回しになることは間違いないんですが。
以前に、クリミア戦争あたりのイギリス社会史なら読んだことあるんですけれども。全然関係ないですし。
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双頭の鷲

双頭の鷲(上巻) 双頭の鷲(下巻)
「双頭の鷲」読了しました。
と言っても、数日前の話ですが。現在はゆっくりゆっくり「英仏百年戦争」に取り掛かっております。
前半は上り調子で、陽気で楽しい物語だったのですが、後半に入ると次第に色調が暗く沈んでゆくのがやはり辛かったです。いや、わかってはいるんですけどね。どうしたってそうなることは。

やっぱり読んでいて一番良かったのはエマヌエルの存在でした。ベルトランはヒーローだけど、彼一人ではここまでこの物語の中で光を放つことはなかったでしょう。彼の傍らで「影」に徹した彼がいたからこそだったのではないかと思います。
後半は出番がグンと減ってしまうのですが、あの鮮やかな復活には目を奪われました。それでいて、政治の場からは一切身を引いてしまうところが何とも言えず。
とはいえ、ベルトラン自身も決して曇りない光というわけではなく、常に陰翳を背負っているのですが。それもまた、この物語に引き締まった苦味を与えています。
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